Tuesday 21 September 2010

NCM ”なんでんカフェ” 公演レポート

9月21日(火)17:00より、
長崎ケーブルメディアの情報番組”なんでんカフェ”にて
「月は何処へ行った。」の公演レポートを放映して頂きました。

観客の皆様、出演者および興福寺ご住職のインタビューもあり、
当日の雰囲気がよく伝わって、記念に残る貴重な映像となりました。

どうもありがとうございました!

長崎ケーブルメディア "なんでんカフェ”
再放送は19時、23時、翌朝11時です。

Sunday 19 September 2010

見上げればいつもそこに月はある。



昨日、無事に2日間の公演を終了いたしました。


夏の終わり、秋の始まりの美しい月夜に本公演を上演できましたこと、
たくさんのお客様にご来場いただきましたことを心から感謝いたします。
どうもありがとうございました。


主催・制作 吉原未央子



[ご意見やご感想、お問合せ等ございましたら、tsukidoko@gmail.comまでお送りください。よろしくお願いいたします。]



<公演パンフレットより>

「月は何処へ行った。」は月の登場する3つの漢詩と1つの禅語を媒介に、漢字を立体的にからだで書くというダンス、実際に紙の上に文字を書く書道、月に関する様々なイメージを彷彿とさせる音楽が結びつき、全9景からなるコラボレーション・パフォーマンスです。

本作における”月”は、私たちの心の奥深くにある思いを映す鏡のようなものです。愛する人と離れて生きる寂しさや孤独感、遠く離れ同じ月を見て分かち合う友との思い、満月の満ち足りた満足感、宇宙との一体感、野性の目覚め、人の命のはかなさを忘れてしまう瞬間、、、を映し出します。

空を見上げて心静かに月を見つめる時間とは、人それぞれに違いこそあれ、本当の自分に出会う瞬間なのかもしれません。Where has the moon gone?  時に迷い、何かを見失いそうになったとき、ふと見上げると月も落ちていた。しかし月は天を離れはしません。

本当の自分も、なくした愛も、遠くはなれたふるさとも、忘れてしまいそうな夢も、雲の向こうにいて、しばし見えなくなっているだけなのでは?

アルマン・ファンデン・ハーメル
(日本語訳:吉原未央子)



Kanshi Temple Project
「月は何処へ行った。/ Where has the moon gone?」

2010年9月17日(金)18日(土)
午後7時開演/午後6時開場  長崎 東明山 興福寺
一部「月落不離天」 境内にて  二部「静夜思」 本堂にて


構成・振付・出演 アルマン・ファンデン・ハーメル

出演
シッシー・チー 二胡演奏
善戝和也 音楽
安田有吾 書
山口夏絵 振付・ダンス
川本真由美 平野伊智子 松本紀子 古川真紀 ダンス
吉原未央子 振付・ダンス

スタッフ
照明・舞台設営/ちさき博之(ページワンプランニング) 
音響/坂上平太
映像撮影/田中信夫
写真撮影/山田正昭・池田勉
宣伝美術/安田有吾
協  力/東明山 興福寺
平戸光明寺
平戸 大塚ヘルシーサークル
吉原クリーニング
主催・制作/吉原未央子






Thursday 16 September 2010

興福寺リハーサル

平戸からの出演者も興福寺に入り、まずは出演者全員で本堂にお参りさせて頂き、練習に入りました。

立ち位置の確認、入場退場の方向に、細かい動きの確認と一通り行い、照明・音響のスタッフとのチェック。第一部が野外での舞台のため照明のチェックは暗くなるまでできず、明かり作りまでで本日の稽古は終了、となりました。

明日照明なしで通し稽古をし、いよいよ本番初日です。

観客のみなさまの期待に応える舞台となりますように。
また、お天気が崩れませんように。

Monday 13 September 2010

NCM ”なんでんカフェ” 生出演。

地元ながさきのさまざまな情報を楽しく発信する、長崎ケーブルメディア放送の”なんでんカフェ”という情報番組に、出演者を代表して吉原未央子が出演させていただくことになりました。

放送は9月14日(火)本日17時〜18時が生放送。
その後19時、23時、翌日11時と3回再放送がありますのでケーブルテレビをご利用のみなさまぜひご覧ください。

「コンテンポラリーダンスとは何か〜?!」「公演の見所は、、、?!」など、楽しくお話しできたらと思います。

乞うご期待!

NCM なんでんカフェ

Saturday 11 September 2010

台風そして快晴

長崎から佐世保で乗換えバスで3時間の島、平戸。
江戸時代には鎖国によりながさき出島ができるまで、オランダ人、ポルトガル人、イギリス人、中国人が自由に町を往来した貿易港として、西洋文化の窓口の役目を果たしたそうです。
その伝統を大切にし、海に囲まれのんびりとした中にも、オランダとの定期的な文化交流やイベントが行われている素敵な町です。

平戸オランダ商館前からの海
9月5日から10日まで この平戸にて、光明寺、大塚ヘルシーサークルのご協力により、リハーサルを行いました。出演者:Hirado6 のみなさんは仕事をしながら、夜や週末ダンスの教室で指導をしていらっしゃる方々です。お忙しい中のリハーサルへのご参加、どうもありがとうございました!

また、大塚ケイ子先生はじめ、ヘルシーサークルのみなさんには、おにぎり、ピザ、果物、お菓子、とたくさん差し入れをいただきありがとうございます。お心遣い、胸にお腹に染み入りました。

途中台風に見舞われ、屋外での練習が危ぶまれましたがものすごい風雨とともに夜中のうちに通過し、無事全日練習できよかったと思います。

宿泊先をご提供いただいた光明寺は、衣装制作工場と化し、ミシンにアイロン、裁ちばさみといろいろ使わせていただきました。おかげで衣装もほぼ完成。

長崎公演、遠いので大変ですが、平戸のみなさん、ぜひ見に来てください!



昨年、2005年とアルマン・ファンデン・ハーメルが参加した国際交流イベント「12xおらんだ」今年は11月に開催予定だそうです。12xおらんだHP
復元中のオランダ商館から望む平戸城

東京WS

8月26日東京でのダンスワークショップ「パラドックス」無事終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

身体の動きたい方向へ動く、というアルマン独自のメソッドにより、心も体もリラックス。

「終わった後はからだ中のシワが全部伸びたみたいに気持ちよかった。」との感想もありました。次回もこうご期待!

東京リハーサル 9・16~26

ダンサー山口夏絵さん、書楽家安田有吾さん、そして音楽家の善財和也さんとともに、
猛暑の中、都内各所にて公演リハーサルを行いました。

吉祥寺シアターのけいこ場でのリハーサル。善財くんの奏でるスケールの大きなやさしい音楽に、公演の成功をひそかに予感。

井の頭公園では、足は泥んこ、蚊に食われながらも、アスファルトの照り返しのない涼やかな木陰での気持ちのいい練習となりました。

天井と壁のない屋外で動くのはなんとも言えない解放感があります!